文屋朝康

文屋朝康の和歌

短 歌
白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
意 味
秋の野の草の上に結ばれた白露は、風が吹くと散って、その様子は糸でつらぬきとめていない玉が散り乱れるようだ。

文屋朝康の人物像

文屋 朝康(ふんや の あさやす、生没年不詳)は、平安時代中期の歌人。六歌仙・中古三十六歌仙の一人縫殿助文屋康秀の子。子に康永がいる。従六位下・大舎人大允。 892年(寛平4年)駿河掾、902年(延喜2年)大舎人大允に任命されたことが知られる以外、伝記・経歴については不詳である。 「寛平御時后宮歌合」「是貞親王家歌合」の作者として出詠するなど、『古今和歌集』成立直前の歌壇で活躍した。しかし、勅撰和歌集には、『古今和歌集』に1首と『後撰和歌集』に2首が入集しているに過ぎない。 文屋朝康(ふんやのあさやす)
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